1円新前島密
1968(昭和43年)年1月10日発行
発行当時から1円前島密は1枚だけで使用できる郵便はなかった。従って、こん
な切手は必要ないのではないかと思うのは良くない。やはり1円で買えるものはな
くても1円玉があるように、1円切手も必要な切手なのである。
発行当時の封書15円時期は、第三種低料の重量分追加料金、書留の損害補償の
追加用の目的があったが、これら使用例を手に入れることは容易でない。封書20
円時期になってからは、ぼつぼつと使用例が手にはいる。それら使用例を以下にま
とめた。
今後も1円切手はなくならないと思うが、最近は最低料金の区切りが5円単位に
なったのがちょっと心配である。
1円新前島密のアルバムへの整理
アルバムは昔作ったままで、何の手入れもし
ていない。
使用済は左上段が44年の和ローラ
でやや初期だが、43年消が欲しい。その下が
24時間型唐草機会印、左最下段が78年消の和
欧文機会印、右の段は新しい消印ばかりで、新
型黒活、新和文機械印、新和欧文機械印を並べ
ている。
1円前島密はやはりCTOが多く、私自身は
使用済が集めにくく思っている。例えば以下に
示す使用済(試行ローラ、鉄郵、試行印)も手
に入れているのだが、試行印以
外はアルバムに示すのには抵抗をちょっと感じ
る。
使用例は封書50円時期の書留損害補償額を
多く請求したもので1万円までが書留料300円で、
1万円を超え5000円毎に2円増額である。
この使用例は極端に少ないことは言うまでもない。
第三種低料重量便6円+1円
那覇(試行ローラ)50.9.20.
昭和46年7月1日に第三種低料料金は値上がりしたが、
このとき50g迄は6円だったが、50gを超えると、
月3回発刊の場合は50g毎に2円、週3回発刊の場合は50g
毎に1円と変則的な料金であった。これは1円加貼なの
で、週3回以上とわかるが合計料金が偶数の場合は区別
が付かない。
試行ローラ印の使用例も大切にしなければならない。
第三種低料重量便10円+1円
厚別(和ローラ)49.4.21.
これは上記の説明の通り、第三種低料の週
3回以上発刊の重量便で250g超300g
以下の使用例である。
この様な、使用例は人気がないので入手しやすい。
尚、この様な使用例を私は端数貼使用例と読んでいる。
第三種低料重量便20円+1円
厚別(和ローラ)52.4.5.
これは封書50円時期の第三種低料重量
便の端数貼使用例。内訳は50g迄が15
円で50毎に2円、従って、150g超200g
迄が21円となる。
第三種低料重量便30円+1円
八鹿(和ローラ)60.10.31.
これも、封書60円時期の第三種低料重
量便の端数貼使用例。
内訳は、基本料金が50g迄が25円、50g超50
g毎に3円、よって、150g超200円が31円となる。
第二種消費税分追加41円
武蔵村山(和文機械)4.4.28.
平成元年4月1日に消費税が導入されて、
郵便料金も消費税を徴収することとなり、
第二種葉書料金は40円から41円となった。
従って、この様な使用例が多くある。
私のものは平成4年使用でかなり遅い。
この様な料金改定に伴う使用例は
なるべく初期の使用例が欲しい。
第三種一般重量便51円
東久留米(新和ローラ)4.6.24.
第三種も消費税導入の影響を受けた。
第三種一般はそれまで基本料金(50g迄)が40
円であったのが41円に。但し50gを超え50g毎
の料金は5円と変わらなかったので、41、51円、61円
などの料金が存在する。41円は葉書の料金なので、41円
切手があるが51円や61円切手はなかったので、50円と1円と
言う組み合わせで使用されるのは自然な形である。
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