通貨保険扱




通貨保険扱 生野(戦後型櫛型)25.8.20.
 「通貨保険扱」は使用例収集をしていると、さけて通ることのできない使用例である。現金書留のスタートは「金子入り書状」から始まり、次に「価格表記」となった。価格表記の最初期の使用例は2001年10月の今月の一品で紹介している。「価格表記」は昭和19年4月1日〜昭和22年3月31日まで取扱が中止となり、昭和22年4月1日より復活するが、昭和23年1月1日からの新郵便法で「通貨保険扱」と名称が変わった。しかし、その「通貨保険扱」は昭和26年6月1日からは「現金書留」と現在の名称になり、結局「通貨保険扱」はたった3年5ヵ月の短期間の扱いだったのである。戦後の混乱期ということもあり、この時代の「通貨保険扱」はほとんど使用例が残されておらず、オークション誌でも実は何年もでてこなかった、私にとっては幻の使用例である。それがまとめてスタンプコレクターにでたものだから、借金生活の中にもかかわらず、命がけで入札した次第である(もちろん、周りには黙って・・・大騒ぎせずに、A野先生も入札していたのはあとで聞いた)。尚、あとでA野先生から伺ったのだが「通貨保険扱」の使用例はここ20年ほどオークションで見ていなかったとのこと。一番状態の良い使用例はA野先生にとられてしまったようだ。今回私が入手できた「通貨保険扱い」の使用例は2通。これはそのうちの一通で、「通貨保険扱」用封筒の使用例でまずまずのものである。
 貼ってある切手の合計は、134円。4円という端数は、第一種書状の3倍重量便と考えられ24円。速達料が20円、のこり90円は、保険料1000円までが70円、1000円を超えると1000円毎に10円なので、保険料が2000円超3000円までが90円となる。これで合計134円
ということで、この使用例はスタンプコレクターで、2万円ちょいだったかな?。20年ぶりの使用例にしては・やすかったような?。ま、人気が無いだけかも知れない。ジャパンスタンプやタカハシにでていれば、いくらになったことか・・おそろしや。





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