旧小判3銭不便地持込税使用例
 
旧小判3銭不便地持込税使用例 東京(大型ボタ+N3B3)15.6.11.ハ

 明治15年いっぱいまでは、郵便役所(郵便局)から離れたところに配達するためには持ち込み税(料)というのが必要だった。その料金は1銭で、封書が2銭だったこの時代は封書+持込税で3銭となる。しかし、実はこの3銭1枚貼の使用例が極端に少ない。持込税の使用例は多いのだが、その殆どの使用例が2銭+1銭のそれぞれの切手を貼ってある使用例である。なぜか?と、考えると、差出人にはあて先の人が不便地にいるかどうかは、わからないため、2銭切手を貼って郵便役所に持っていく。しかし、この住所は不便地ですよと、はじめて郵便役所のひとから知らされて1銭をあとで貼るというパターンが多かったのではないか?と想像する。また、この3銭切手の配給も少なかったのではないかとも思われる。したがってこの旧小判3銭の使用例は高い。
 この使用例は切手商の即売会で35000円。少々焼けがあるので、値段的には高いかも知れない。もう少し状態が良いと5万円超えることもある。








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