市外宛て5厘小判葉書旧小判5厘加貼使用例
市外宛て5厘小判葉書旧小判5厘加貼使用例 彦根/近江(KB2)5.30.い→京都(N3B3)15.5.30.ホ
この市内用小判葉書に、旧小判5厘を加貼した使用例はよく見かける。しかし、殆どの使用例が実は明治16年以降の使用例のはずである。この使用例は京都N3B3の消印があるためにわかるのだが、明治15年の使用例である。明治15年迄と明治16年以降となにが違うのか?。郵便料金表をよく見て欲しい。明治16年以降からは、市外、市内の料金区別がなくなって、全国一律化されたのである。したがって、5厘小判葉書の役目はこの時点でなくなった。したがって余っていた5厘小判葉書に旧小判5厘を加貼した使用例は多いわけである。
それに引き換え、明治15年までは市内、市外は分かれていたため、市内用は5厘葉書を、市外用は1銭葉書を使ったため、わざわざ5厘葉書に旧小判5厘を加貼した使用例は少ない。また、このころは年号がわからない消印(KG系、KB系)が多いため、明治15年までか、明治16年以降かがわからないことが多い。
さて、この葉書の値段はオークションではなく、切手商の即売会で1万円であった。ま、高くもなく、安くもなくというところである。
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