77.山田/N1B1/KG(朱)
 山田のN1B1が抹消印で、KG(朱)が差立証示印の使用例。
 山田にKG印が配布されたのは、明治7年9月頃と考えている。自主制作したN1B1印は抹消印として使用していた物の、KG印が配布されたものだから、差立証示印として使用したのであろう。KG印は朱印であることが差立証示印として使用している証拠でもある。  この使用例は青一を3枚貼っている3銭料金の使用例であるが、2銭は書状料金、1銭不便地持込料である。発送が三重県ができるまえの渡会縣庁となっていることが面白い。あて先は西黒部村で、まだ東黒部局がないから松阪あるいは斎宮から持ち込んだと考えられる。松阪なら既にKG印が配布されているので到着印を押しただろうから、斎宮から持ち込んだと考える方が自然である。



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