伊勢の国の消印 不統一印-20-

カ第三号(記番印)+神戸/河曲(KG)30.4.(おそらくは3月4日の誤植)→四日市(KG)3.4.→千積(智積:不統一c)

 この使用例は、河曲郡神戸局から3月4日に差し出され、同日四日市局を中継し、到着印として智積の不統一印がおされた使用例である。神戸局の誤植はまぁ、たいした話ではない。というか、「・」の部分にゴミがついて[O]に見えるだけかもしれない。使用年代は明治8年であろう。智積の開局は明治7年7月なので、明治7年3月はあり得ない。
智積と四日市間は距離が短いが、配達は翌日だっただろう。あて先は不便地だっため、不便地配達料の不足料金として2銭分の切手を智積ではって配達したと考えられる。神戸-四日市間も短いが、神戸−四日市−智積の間を1日で配達されたとは考えにくい。
 尚、智積の不統一印の面白いところは、ひとつ前(不統一印-19-)の菰野局の不統一印とそっくりなことである。二重丸の外側に伊勢三重郡と配置、中心に局名が配置されている。菰野局と智積局は同じ明治7年7月の開局なので、一緒にこの消印を作成したのであろう。

 



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